代表世話人挨拶
第8回セミナー開催にあたって
基礎と実践から学ぶ『呼吸器画像診断の会』 |
基礎と実践から学ぶ『呼吸器画像診断の会』は、呼吸器疾患の画像診断に必要な知識の体系的な習得を目的として、放射線科医、呼吸器科医、病理医により2018年に設立されました。呼吸器画像診断は、呼吸器疾患の診断から治療の各段階で大きな役割を担っています。肺は全身の鏡ともいわれているように、全身や他臓器との関連性も高い臓器で、多くの鑑別すべき疾患があり、その診断は簡単ではありません。呼吸器疾患の病態を想起しながら論理的体系的に画像診断をするためには、画像診断学、内科学、病理学、生理学などを習得する必要があります。
さて、本年も「第8回セミナー」を2025年12月6日(土)に開催する運びとなりました。今回もWEB開催とし、当日のライブ配信に加え、会期後のオンデマンド配信も予定しております。
びまん性肺疾患、肺結節性病変、気道疾患、肺血流などをテーマに、画像診断医、病理医、内科医のエキスパートによる講義を実施いたします。また、教育セミナーでは「肺動脈シャントと気管支動脈塞栓術、仮性動脈瘤との闘い」をテーマに取り上げる予定です。
講義は事前収録またはライブ形式で行い、当日のプログラムに沿って受講者の皆さまに視聴いただきます。毎回ご好評をいただいている読影講座(結節性病変およびびまん性肺疾患を予定)では、事前に症例データをご覧いただき、当日に解説を行います。
Web開催となりますが、貴重な土曜の1日が有意義な時間になるよう鋭意準備をしておりますので、医師やメディカルスタッフの方、そして初学者から経験豊富な方まで、今回も多くの皆さまのご参加を心からお待ち申し上げております。
2025年5月